もう記憶がかなり薄れてきています。。。
ドイツでVbacした時のことを少しずつ書いていこうと思います。
まずは、陣痛編☆
長男の時は、予定日前で陣痛も経験することのないまま、
いろいろと理由を(こじ)付けられて帝王切開になってしまったので、
今回が初のお産のようなものでした。
●日曜日:
吐き気とお腹の調子が悪くてほとんど眠れず。微熱もある感じで、風邪なのかなぁと。
週末ドイツにきてくれていた夫が、心配しながら仕事でギリシャに戻っていきました。
この体調の変化は、もしかしたら陣痛の始まる準備なのかも?と少し感じました。
●月曜日:
病院で鍼担当の助産師さんに鍼を打ってもらう。15分くらいだったかな。体調がいまいちだったんですと告げるとあららー今この時期に、と。
その後、たまたま妊婦検診担当の助産師ソニアさんとのアポがありました。
超音波を使わずに手で赤ちゃんの状態を見てくださいます☆
もう、ソニアさん大好き☆
妊婦検診、最初はドクターとだったのですが、助産師さんとの検診の方がなんと密で豊かなことだったか!2人のお医者さんに聞いて「謎だわ、こんなの見たことないわ。わからないわ」
と言われた私の皮膚の症状が、彼女に聞いたら
「あー、ちょうちょみたいな形の痣ね。これはね、出産するとすぐ治るのよ」と。
きっとそうだろうとは思ったけれど、本当に出産後にすぐ治りました。
この日は予定日1週間前の検診だったので念入りに、
骨盤内のツボをぎゅーっと押して筋肉を柔らかくしてくださいました。
そして、私の症状にあったホメオパシーのレメディを2種類くれました。
ばっちり合ったようで、熱っぽさやだるさはなくなりました。
●火曜日:
月曜日の深夜から、あ、これが陣痛?定期的に来ているよ?
ということで、またまた眠れない夜を過ごします。
でも、こういう陣痛で1週間過ごす人もいるからと、少しのんき。
一応、朝には夫に「陣痛みたい」と連絡し、ドゥーラさんにもこういう間隔で陣痛が来ています。
と連絡を入れる。
人と会う約束があったのですが、街にはいかない方がいいなと思い、キャンセル。
お友達が突然立ち寄ってくれましたが、話しながら時々
「あ、ごめん今また陣痛来た!」と会話が止まることも。
私は覚えてなかったのですが、その友人が
「なんでもうすぐ生まれるってわかってたの?」と。
彼女は数日前に私が火曜日か水曜日かに赤ちゃん生まれるかもということを話したと。
そういえばそんな話をしました。
なるべく家で粘りたかったので、息子と遊び、息子は陣痛中に突っ伏す母を見ながら
何かが違うと感じ、おっぱいおっぱい!とねだり(泣)、陣痛中に授乳してました・・・。
お産が進んでいいよね。うん、妹はとっても芯の強い子になるね、きっと、と思いながら。
息子がお昼寝中にシャワーを浴び、破水もおしるしもないので、
もう少し粘る。
陣痛中にともそうと思っていたビーワックスの素敵なキャンドルは、
全然ともす余裕なかったです、笑。(赤ちゃんがうまれてから、夜中の授乳時に使っていました。)
最初の陣痛が始まって18時間後くらいに、
出血があったのと、陣痛もきつくなってきたので、
ドゥーラさんに病院に向かうことを連絡してタクシーを呼びました。
((そういえば、午前中から周りの人たち(一応みんな経産婦!)から
「今すぐ病院に行け」と言われました。
なんでみんなそんなにうるさいのかしら?いやいや、まだ早いと私は思いました。
病院に行ってどうする?リラックスできないし。自分で行くべきタイミングはわかるから、
そっとしておいてーっと思いました。ドゥーラさんだけが、私の「今はまだ」「今行きます」というタイミングをリスペクトしてくれました。))
夫は朝連絡した時から飛行機の手配をしていたそうで、
でも夜の便しかなく、夜向かうとのことでした。
息子と、息子をみてもらうお願いをした人と一緒にタクシー。
助産師さんに、タクシーで来るときは「陣痛なんです」と言っちゃだめだよ。
それを理由に(生まれたり破水されたら困るとか)断られることもあるからと言われたのを思い出して、何も言わずクールに過ごす、笑。
病院に着くと、思わず入口のドア前で突っ伏してしまう。。。
息子がママー!と心配そう。
他の人たちもあらあら、お母さんもうすぐねという顔してみています。
やっとの思いで入口に入り、ロビーのおばさんが手を振っています。
やった、やった、車いすで運んでくれる!!
と思いきや、
「こっち、こっち、右曲がって突き当りまで言ってエレベーターで上に上がって!」
そ、そうだよね。妊娠は病気じゃないものね。歩くのは、陣痛にいいんだよね、
うんうん、がんばる。がんばるー。ちょっと遠いけど、がんばるよー。
と心の中でつぶやきながら。
陣痛室のある病棟の前に来た時に、息子にお別れを告げないといけません。
これが一番、なんとも辛かった。
早く夫にきて欲しい。
息子をみてもらうお願いをした人は、快諾してくれたはずなのに
いざ私が陣痛になったらビビってるし、
「あなた、いつ帰ってくるの?どうすればいい?メールして」という。
頼りないぜ。
でも、息子はきっと大丈夫。
私と離れて夜を過ごすことなんて初めてだけど、大丈夫。
息子に愛しているよといって、むぎゅっとして、キスをして、ママ頑張ってくるねと陣痛室に向かいました。
夫に息子といてほしいと思いました。
陣痛室で、結構待った気がします。
若いドクターが来て、検査をしたら
「まぁ!あなたもう7センチなのね!素晴らしいわ!もうすぐ赤ちゃんに会えるわよ!」
陣痛中、なんとか自分と息子の支度をして病院に来たので、
変な服で来てしまいました。
それが少し悔やまれます、笑。
自分の好きな服で陣痛を過ごせれば尚よかったです。
次回に続きます。
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